東京から金沢へ~春夏秋冬を感じられる金沢の魅力にハマりました~
わたしはいま、金沢に住んでいます。
18歳までは東京で過ごしました。
小さいころから、都会よりも田舎が好きで、祖父母がいる秋田に行くのが楽しみでした。
小学生のころに毎年のように行った八ヶ岳。
こちらも山に囲まれたところ。とても好きでした。
小学生ながら、車に揺られながら、山の木々や、山脈をぼーっと見ていると嫌なこと、つらいことを忘れられて気持ちがリフレッシュしていたのだと思います。
そして、大学受験で訪れたのが金沢でした。
電車で、初めて来た金沢という町。
駅を出たところでなぜか懐かしいという気持ちになりました。
そして、タクシーで街中を走っていた時に、私はここにいたような・・・という気持ちになったのを今でも覚えています。
秋田、札幌、東京、金沢の各大学受験が終わり、合格したのは金沢と東京の大学だけ!
親はもちろん東京の大学を勧めましたが、私はどうしてもまた金沢に行きたいという気持ちから逃れられなくて、なんとか親を説得しました。
そして、金沢で大学生活を送ることになったのです。
初めての一人生活が金沢。
坂の多い街中を、自転車であちこち見て回りました。
近くに兼六園があり、まさに観光地。
浅野川と犀川に挟まれた小立野に住んでいたので、毎日ワクワクしながら金沢の町並みを探索していました。
大学生活が終わり、就職は東京と思っていましたが、偶然にも金沢の病院からのお誘いを受け5年間だけ金沢で働くことになりました。
そして運転免許を取り、車をゲットした私は仕事のない日は、車で医王山や宝達山など金沢近郊の山並みを一人でドライブばかりしていました。
心が落ち着く、癒される時間でした。
四季折々で表情の変わる自然の恵みに感謝しながら、金沢で暮らし続けています。
結局5年で東京に帰るどころか、金沢に住んでから26年。
東京での生活よりも金沢生活のほうが長くなってしまいました。
金沢の良いところは、古い町並みを感じられる観光地でありながら、海もあり、山もありというところです。
そして、自然と共に生きていけるところ。
ここ金沢で暮らすことによって、私は春夏秋冬を感じるようになりました。
季節によって食べられる料理も堪能しています。
便利な世の中になって、1年中トマトが食べられるとか、季節に関係なく魚を食べられます。
しかし、金沢にいることで、季節によって旬な食べ物を紹介してくれる人たちがたくさんいるので、旬!という言葉を感じながら生活できる場所と実感しています。
観光地ですっかり有名になってしまった金沢ですが、季節感を感じながら生きている町の人たちが私は大好きです。
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